■病気 腕神経叢まひ [病気(わ行)]
腕(わん)神経叢(そう)とは、首と鎖骨の間にある、腕にいく神経の束を指します。この束が強く引っ張られて、まひが発生した状態が、腕神経叢まひに当たります。
主として、次の二種類があります。一つは、出産時に痛め付けられて起こる分娩(ぶんべん)まひ。一つは、オートバイの転倒などによって、しばしば見られる外傷性の腕神経叢まひ。
どちらの場合でも、まひの分布の仕方により、上位型、下位型と、上位型と下位型の合併した全型に分けられます。
上位型では、第5・第6頸椎(けいつい)の脊髄(せきずい)神経根、下位型では、第8頸椎、第1胸椎の脊髄神経根のまひが見られます。全型では、第5から第8頸椎の脊髄神経根と第1胸椎の脊髄神経根のすべてのまひが見られます。
外傷の程度が強い時には、神経の根元が脊髄から引き抜かれ、重大なまひが発生します。
比較的軽度のケースの治療では、薬物療法や電気療法などが行われます。断裂している神経のギャップ部分に、神経移植をすることもあります。
引き抜き損傷のケースでは、どのような方法を行っても、まひの回復は望めません。代わりに、肩関節固定、肋間(ろっかん)神経の移行、神経筋移植などの手術が、早い時期から行われます。
詳しい病気の解説は四百四病の事典(http://ksjuku.com/jiten.html)へどうぞ
主として、次の二種類があります。一つは、出産時に痛め付けられて起こる分娩(ぶんべん)まひ。一つは、オートバイの転倒などによって、しばしば見られる外傷性の腕神経叢まひ。
どちらの場合でも、まひの分布の仕方により、上位型、下位型と、上位型と下位型の合併した全型に分けられます。
上位型では、第5・第6頸椎(けいつい)の脊髄(せきずい)神経根、下位型では、第8頸椎、第1胸椎の脊髄神経根のまひが見られます。全型では、第5から第8頸椎の脊髄神経根と第1胸椎の脊髄神経根のすべてのまひが見られます。
外傷の程度が強い時には、神経の根元が脊髄から引き抜かれ、重大なまひが発生します。
比較的軽度のケースの治療では、薬物療法や電気療法などが行われます。断裂している神経のギャップ部分に、神経移植をすることもあります。
引き抜き損傷のケースでは、どのような方法を行っても、まひの回復は望めません。代わりに、肩関節固定、肋間(ろっかん)神経の移行、神経筋移植などの手術が、早い時期から行われます。
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タグ:腕神経叢まひ 病気 健康創造塾 骨、関節、筋肉の病気 病気(わ行) 漏斗胸 肘離断性骨軟骨炎 上腕骨小頭骨軟骨障害 橈骨茎状突起痛 内側型野球肘 サルコペニア 肩腱板断裂 動揺性肩関節症 脊椎後湾症 腱板断裂 前骨間神経まひ ミリタリーネック 脊柱靭帯骨化症 円背 骨系統疾患 回外筋症候群 後骨間神経まひ フォレステイル病 肩関節不安定症 老人性円背 手指の変形性関節症 異所性骨化 変形性肘関節症 外側型野球肘 上腕二頭筋腱断裂 回旋筋腱板損傷 指曲がり症 骨化性筋炎 石灰沈着性腱炎 肩峰下滑液包炎 絞扼性神経障害 捕捉性ニューロパチー 肩関節脱臼 反復性肩関節脱臼 肩石灰沈着性腱炎 骨軟骨骨折 有鉤骨骨折 デュプレー病 手指伸筋腱損傷 軟骨石灰化症 胸郭出口症候群 椎間板ヘルニア 腱鞘炎 突き指 骨髄腫 肩凝り 野球肘 圧迫骨折 四十肩 疲労骨折 骨粗鬆症 変形性関節症 線維筋痛症 腰部脊柱管狭窄症 ベネット骨折 ベネット病変 有痛性ベネット病変 中手骨骨折 肩関節周囲炎 頸椎椎間板ヘルニア 鳩胸 テニス肘 骨肉腫 骨髄炎 頸肩腕症候群 脊椎分離症、脊椎すべり症
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