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■用語 グルカゴン [用語(か行)]

[トイレ]グルカゴンとは、グリコーゲンを分解して、血糖値を上昇させる作用を持つホルモンの一つ。
 29個のアミノ酸よりなるペプチドホルモンであり、炭化水素の代謝に重要な機能を持ちます。膵(すい)臓のランゲルハルス島にあるA細胞(α細胞)で生合成、分泌され、エキソサイトーシスによって血液中に放出されます。
 同じ膵臓から分泌され、糖尿病の特効薬として知られるインシュリンとともに、血糖値を一定に保つ作用をするホルモンですが、インシュリンとは逆に、血糖値が下がって糖を必要とするようになった際、肝細胞に作用してグリコーゲンの分解を促進します。
 つまり、グルカゴンの分泌は低血糖により促進され、高血糖により抑制されます。遊離脂肪酸やインシュリンによっても抑制され、アルギニンなどのアミノ酸によっても刺激されます。
 このグルカゴンが欠乏すると、低血糖を招きます。また、グルカゴン製剤は、糖尿病患者の低血糖に対する治療薬として用いられています。




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