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■読書で脳細胞を刺激する2 [頭を鍛える]





[本]自分流の読書時間を作り出す工夫を
 朝の自宅や朝夕の通勤電車内に限らずとも、工夫すれば、もっと多く読む時間を作ることもできる。一般に、「最も多く本を読む人は、大抵最も多忙な人だ」などといわれている通り、読書家はいろいろと工夫をして、時間を作り出しているのである。誰もが、これにならうことができるはずである。
 一つ目は、読みたいと思っている本を、常によく目につくところに置くこと。机の上や寝室の電気スタンドのもとに、いつも本を置いておく。台所や電話台、浴室やトイレなどにも、しっかりした読み物を置いておくといい。つまらない雑誌類に目を通すよりも、ちゃんとした本を読んだほうが、どれだけ将来の飛躍のためになるかわからない。
 さらに、訪問先で待たされる場合や、医者や歯医者や床屋や美容院などで順番を待つ時間に読むために、適当な本を常に用意しておく工夫もできる。車の修理とか、駐車している時間に読めるように、自家用車の中に、本を備えておくのもいい。
 たとえ五分という短い時間であっても、本を読むことに当てるならば、わずかな時間が積もり積もって大きくなるのである。
 以上は時間に追われた人のための苦肉の策であるが、いうまでもなく、ゆったりした読書の時間がとれれば、それに勝ることはない。
 私は早寝早起きで早朝に読書することを勧めたいが、人によって環境も生活スタイルも違うし、朝型の人、夜型の人というように体質も違うので、それぞれ自分に合った読書法があるに違いない。
 例えば、勤め人が残業して帰宅した後、九時から十一時までを読書時間とするというのが自分に最も合っていると考えれば、もちろんそれでもよいだろう。
 仕事で疲れて帰ってきた後で読書するのは苦痛に決まっているから、その苦痛に耐えて体を慣らすのには、かなりの期間の苦しい生活があるはず。この苦しさにどのように耐え抜くかという工夫が、大事なのである。
 その習慣に体を慣らすためには半年ぐらいはかかるし、この期間中は疲労との闘いに精神力が奪われてしまうので、読んだ内容はほとんど頭に入らないかもしれない。しかし、この期間をすぎれば、まだ抵抗感はあるものの、自然に軌道に乗り、一年も続ければ、苦痛どころか読書の楽しみが湧き、内容がどんどん理解できるようになる。
 これは読書が習慣化して、呼吸するのと同じように、一種の生理的な行動になったと見てよいだろう。一度そうなると、今度は机の前に座って本を広げなければ落ち着けないようになる。大げさにいえば、毎夜の習慣が何かの事情で妨げられると、体のリズムが狂うような気にすらなる。
 「いや、仕事で疲れ切って帰った後では、とても勉強できない」と信じ込むのでは、「人生における挑戦をあきらめて安易な道をたどっている」といわれても仕方ない。
 「一般のサラリーマンにとっては、学者と違ってゆっくり読書する暇もないし、むずかしい本などなかなか読めるものではない。仕事をみっちりやって肩が凝り、疲れているのだから、がらりと調子を変えなくては、とても堅い本を読むなどという気分になれるものではない」という人は、机に向かって読書するのではなく、リラックスできる場所で、楽な姿勢で本を読んではどうだろうか。
 生活のリズムを完全に変え、リラックスすることができるという意味では、風呂場は最もふさわしい場所といえるし、寝床も適している。
[本]読書の成果を身につけるには
 次は、工夫して時間を作り出し、読書に当てた成果を確実に身につける方法である。
 単行本にしろ、新聞や雑誌にしろ、ただ読んだり、読んで赤線を引くだけでは、その情報や知識はなかなか自分のものにはならない。それらをしっかりと身につけてしまうのに最適と思われる方法は、読んだことを口に出して話してみることである。
 特に効果的なのは、読んだ本の概要を翌日、人前で話すことだ。復習ができ、重要なことは頭の中にしっかりと刻み込まれる。また、人からの質問や批判があって、それに十分に答えられなければ、自分がいかにあやふやにしか理解していなかったかがよくわかる。その点をもう一度読み返してみれば、さらにはっきりと理解でき、忘れないものだ。
 そうしたことを繰り返していると、本を読む時にも、後で他人に要約して話せるようにということを意識して、考えながら読むという習慣ができてくる。一章を読み終えたら、その要約を考えたり、あるいはページごとに余白に一、二行要点をメモしたり、といった自分なりの方法が身についてくる。実は、こういった習慣が読書の成果を自分のものとする、最も重要なポイントだと思われる。
 もう一歩進めて、読んだ本の要約や自分の感想、意見を文章にまとめてみるという方法は、読書を自分のものにするという意味では最も効果が高いだろう。
 書くことについて少し話を広げると、読んだ本についてのみならず、自分の考えを文章にしてみることは、頭を鍛えるという点で非常に重要な意味を持っているものである。
 口でしゃべっている時には、少しぐらい論理を飛び越しても気がつかないものだが、文章にしてみると、前と後ろが全く結びついていなかったり、論理が矛盾したりしていることがはっきりして、自分の考えがいかに整理されていないかを嫌というほど思い知らされるものだ。
 文章にするということは、つじつまを合わせる技能を身につけるために、ぜひとも必要である。
 人にある種の感動を与え、人を動かすには、説得力が要求されるものであり、その説得力の第一のポイントは、つじつまが合っていること、すなわち、論理的に首尾一貫していることである。その首尾一貫性が、話し手の信念となり、迫力を生むのである。そのためにも、書くという作業はなかなかに苦しく、大変な努力を要するのも確かだが、ぜひ自分の考えを文章化する習慣をつけたいものだ。
 文章化する場合も、一冊と限らず、関連する書物数冊を合わせて一つの文章にまとめるとなると、ちょっとした研究レポートの色彩を帯びてきて、内容の理解は大幅に広がり、深まるものである。
 だが現実には、仕事に必要なテーマを与えられでもしない限り、自主的にこういう努力をするのは至難の業であろう。やれば必ず効果がある方法とはいえど、少し負担が大きすぎるので、すべての人に勧めるというわけにはいかないように思える。
 誰にとっても現実的な方法で、文章化する力を身につけるためには、メモや日記などのごく個人的な記述から手掛けるのがよいだろう。人に提出するレポートではないので、起承転結の整った文章である必要はない。
 もちろん、文章は上手なのに越したことはないが、ここでいう書くという作業は、自分の考えを紙の上で整理するためのものであって、取り立てて文章の上手下手を問題にしようとは思わない。まず、何よりも自分の考えを正確に、きちんと整理する力を身につけることであり、文章の味わいとか文章力はその次の問題である。
 そこで、個条書き程度でよいから、自分の考えや感じたこと、読んだ本の内容などを毎日メモすることだ。
 この程度のことでも、最初はかなり苦痛を感じることだろう。しかし、読書と同じように、これも半年も続ければ習慣になる。そうなればどうということもない。文章を書くことは、言葉を覚えると同時に、漢字を覚える一石二鳥の効果もあるのだ。
[本]新聞や雑誌をうまく活用するコツ
 読書に関連して、新聞もまた誰にとっても身近な活字情報であり、ビジネスマンには重要な情報源である。
 ビジネスマンが接する新聞は、各地域によって多少は異なるだろうが、朝日、読売、毎日などの中央紙とブロック紙や地方紙、業界紙などいくつかの種類に分けられる。
 日本で発行されている日刊新聞は約百三十紙、当然のことながら、全部に目を通すなどということはできるはずがない。だが、一般のビジネスマンであれば、中央紙を二紙購読すれば十分である。一紙はいわゆる一般紙、もう一紙は日経などの経済紙である。
 特定の地域に関係のある仕事をしている時や、その地域に関心のある時は、地方紙を取り寄せるのが早い。中央紙ではコラム程度でしか扱われないような記事でも、地元紙はかなり詳細に報道しているものである。地方紙は、即日とはいかなくても、遠隔地からでも定期購読することができる。
 次に、そういった新聞記事で報ぜられる膨大な情報を、自分の中に体系化して理解するためには、経済専門誌や総合雑誌が助けになるだろう。
 総合雑誌などは、私たちには毎日の断片的な情報でしかなかったものを見事に体系化してあるので、非常に読みやすいし、消化しやすい。ある事件について書いてある論文を二、三読むと、その事件に対する見方を学び取ることができる。
 新聞を読まないと時代に遅れるとか、テレビニュースを見ないと新鮮な話題に欠けるという不安に駆られる人がいるものだが、それらを整理する自分なりの視覚を持たないと、単なる雑然とした情報の集積にすぎず、自分の頭を鍛える上ではあまり役に立たないものである。
 そういう意味で、特に若いうちは、新聞の雑多な情報を整理するために、雑誌の総括的な論文を参考にするとよいだろう。
 しかし、新聞と同様、雑誌のほうも選択に迷うほど各種出されている。日本では現在、百種にもおよぶ週刊誌と月刊誌が発行され、書店の店頭に並べられている。このような多種多様の雑誌の中から、何が自分にとって有益な情報かを選び出すのは、それだけで一苦労という人もいよう。
 それらの雑誌をすべて定期購読するのは、金銭的にも、時間的にも不可能である。では、これらを安く、要領よく読んで新鮮な情報を得るには、どうしたらいいだろうか。
 主な雑誌は、発行日ごとに車内づり広告や新聞広告を出す。これを見逃さないことである。特に新聞広告には比較的詳しい内容が凝集される。広告を読み、興味を引く記事があったら、購入すればいいだろう。一般分野について、日常の会話や雑談に活用する話題に、不足しない程度の情報は、これで手に入る。
 また、最近は若い女性が多大な購買力を持ち、社会現象としても時代をリードしているというが、女性誌に目を通して、若い女性が何に引かれ、何を考えているかを知るのは、非常に有益となる。
 女性誌には、他の世代にも応用できる、さまざまな商品やサービスの記事、広告があふれていて、時として参考になるものが多い。もちろん、男性にとっての話である。
 各種のPR誌も、情報源としてはなかなか有効である。大部分は無料か、せいぜい郵送料ぐらいで手に入るのもありがたい。そこで、関心のある分野のものを、いくつか定期購読することを勧めたい。PR誌には、意外な情報やデータが澄ました顔をして載っているものだ。




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