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■気管支ぜんそく患者の7割がアレルギー性鼻炎も発症 [健康ダイジェスト]

 気管支ぜんそくの患者の67%はアレルギー性鼻炎も発症していることが、帝京大などの専門医グループによる大規模調査で判明しました。
 ダニや花粉などによる鼻粘膜のアレルギー反応で、くしゃみや鼻水などを起こすアレルギー性鼻炎は、気管支ぜんそくの発症リスクを高めることが知られていますが、改めてぜんそくと鼻炎の強い関連性が示されました。
 調査対象は主治医に気管支ぜんそくと診断され、薬を処方されている全国の15歳以上の患者、2万6680人。ぜんそくや鼻炎についての質問票に記載してもらい、主治医が鼻炎を診断したところ、アレルギー性鼻炎と診断された患者は1万7945人で約67%(男性65%、女性69%)を占めました。
 調査に当たった専門医グループによると、鼻粘膜と気管支粘膜は気道でつながっており、鼻粘膜の炎症が気管支の炎症を悪化させると考えられるため、鼻炎を治療すればぜんそくの症状もよくなる可能性を示しているといいます。
 海外の調査では、アレルギー性鼻炎の患者は、鼻炎のない人に比べてぜんそくを発症するリスクが3倍高く、アレルギー性鼻炎のあるぜんそく患者は救急受診したり入院する割合が約2倍高いというデータもあります。

 2010年2月26日(金)




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