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■自殺率、がん死亡率、秋田県が全国ワースト 09年人口動態統計 [健康ダイジェスト]

 厚生労働省の2009年の人口動態統計(概数)で、秋田県の自殺率が10万人当たり38・1で前年より1ポイント増加し、15年連続で全国ワースト1になったことがわかりました。
 秋田県は自殺以外の10万人当たりの死因別死亡率でも、がん、心疾患、脳血管疾患の三大死因のうち、がんが366・6(全国平均273・4)で11ポイント増加し、全国ワースト1となりました。脳血管疾患が156・8(同97・2)で2番目、心疾患は196・5(同143・5)で6番目に高い順位になりました。
 がんの死亡率ワースト1は13年連続。三大死因の死亡総数は7869人で、全死者数1万3866人の56・8パーセントを占めました。
 このほかの死因では、交通事故や屋根からの転落といった不慮の事故が52・9で全国ワースト1。肺炎が135・2で全国で2番目、腎不全が27・8で3番目に高い順位になりました。
 出生数は7013人で、前年に比べ408人減少。1000人当たり出生率も6・4(全国平均8・5)と0・3ポイント減少し、全国最低でした。死者数は前年比228人増、1000人当たり死亡率は12・7(全国平均9・1)で全国最高。
 出生率から死亡率を引いた自然増減率はマイナス6・3で前年に比べ0・7ポイント後退し、全国で最も高い減少率となりました。
 佐竹敬久知事は、「大変残念な結果。一昨年から昨年にかけての(不況による)雇用整理も影響していると思う。今後は雇用、経済対策に重点的に取り組む一方で、 自殺予防の施策をより広範囲に進めたい」と話しました。

 2010年6月5日(土)




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