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■来春の花粉、今年の2〜10倍 日本気象協会が予測 [健康ダイジェスト]

 民間の気象情報会社である日本気象協会(東京都豊島区)は15日、2011年春のスギ・ヒノキの花粉(北海道はシラカバの花粉)の飛散量は例年より多く、少なかった今年と比べると2〜10倍になるとの予測を発表しました。
 猛暑の翌春は花粉の飛散量が多くなるとされており、記録的な猛暑となった今年は花芽が多く形成される条件が整っています。
 同協会によると、九州から東北にかけての広い範囲で例年並みかやや多くなりますが、日照時間が少なかった九州南部のほか、東北の一部と北海道は例年よりやや少なくなる見込み。
 前年夏の天候不順などで飛散量が少なかった今春と比べると2〜10倍で、静岡、岐阜両県と京都府では10倍以上になり、関東でも2~5倍になる見通しといいます。ただし、記録的猛暑だった04年の翌年で、過去最高の飛散量とされる05年春よりは少ないとみられます。
 その理由について、04年より10年の日射量が少なかったこと、10年の気温が高すぎて花芽の形成が抑えられたことが考えられるとしています。
 同じく民間の気象情報会社であるウェザーニューズ(東京都港区)の予測でも、今春と比べ、近畿10倍、関東、甲信、東海、北陸7~8倍、四国6~7倍、山陽、東北北部5~6倍となっています。過去最高とされる05年と同程度か、それを上回る地域も出るとみられます。
 NPO花粉情報協会(千葉県習志野市)も、東北南部から近畿にかけて非常に多くなるとの予測ですが、過去最高にはならないとの見方。

 2010年10月16日(土)




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