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■用語 ココア [用語(こ)]

[喫茶店]抗ストレスやリッラクス作用がある飲料
 ココアとは、アオイ目アオギリ科カカオノキ属のカカオの木になる果実の種子(カカオ豆)を処理して、脂肪分であるカカオバターの一部を除去した後、粉末にしたもの。チョコレートの原料とし、また、これに乳製品や砂糖などを加えて湯に溶かし飲用とします。
 何も加えていないものを純ココア(ピュアココア)といい、乳製品や砂糖などを加えたものを調整ココアといいます。
 飲用するココアは、ミネラルに富んでいます。ナトリウムとマンガン以外のすべてのミネラルである銅、カリウム、鉄、マグネシウム、亜鉛、リン、カルシウムが豊富に含まれているのです。ビタミン類では、ビタミンB群が多く含まれいます。
 また、コーヒーや紅茶にはない食物繊維を摂取できるのも特徴。ココアの食物繊維は、不溶性食物繊維のリグニンで、人の消化酵素で分解されないためほとんど吸収されません。また、大腸の腸内細菌でも発酵、分解されにくいので、便のかさを増やし便性を改善して整腸効果を発揮します。さらに、胆汁酸を吸着して体外へ排出する働きがあり、血中コレステロールの増加を抑制する作用があります。発がん物質と結合して、大腸がんを抑えるという報告もあります。
 ほかにも、ココアで注目される機能性成分として、テオブロミンがあります。テオブロミンとは、カカオ豆の苦味成分で、コーヒーや緑茶の成分であるカフェインと似た作用を持つが、カフェインより穏やかに作用します。素晴らしい効能が認められて、利尿薬、血管拡張薬、降圧薬、中枢神経刺激薬などの医薬品の成分にもなっています。
 テオブロミンの構成要素はカフェインとほぼ同じですが、脳に直接働き掛けて穏やかに刺激することで、精神状態を安定させる鎮静作用があり、幸福感をもたらす脳内神経伝達物質のセロトニンに働き掛けます。集中力や記憶力、思考力を促進させる作用も、体にもたらします。
 つまり、ココアを飲むと、気分をリラックスさせたり、集中力などを高めたりできるわけです。
 また、テオブロミンは、末梢(まっしょう)の動脈を拡張させ、毛細血管の血流量を上げ、体温を上昇させて酸素や栄養素を行き渡らせ、エネルギーの消費量を上げます。このことは肌の健康にもよく、冷え性やむくみを改善します。肝機能の向上にも効果をもたらします。
 さらに、テオブロミンには、強心作用、腎(じん)血管の拡張、尿細管の再吸収抑制などの働きで、利尿効果が期待されます。腎性および心性のむくみに利尿薬としても用いられており、体の余分な水分を排出することで高すぎる血圧を下げる効果もあります。
 そのほか、テオブロミンには、咳(せき)止めに使われる薬剤の「コデイン」に勝るとも劣らぬ効果があることがわかっています。コデインなどと同様に、人間の脳に働き掛けて咳を抑える効果を発揮。さらに、肺にも作用して咳を止める働きをするとされています。
 テオブロミンのほか、ココアで注目される機能性成分としてカカオポリフェノールもあります。カカオポリフェノールには抗酸化作用に加え、ストレスへの抵抗性を高める作用があります。

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