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■屋外活動で放射線量に新たな目安 政府、学校などの除染支援 [健康ダイジェスト]

 政府は、小中学校や幼稚園での屋外活動を制限する放射線量としてきた毎時3・8マイクロシーベルトの基準を廃止し、今後は毎時1マイクロシーベルトを目安とし、校庭などの除染を進める方針を固めました。
 政府は、国際放射線防護委員会の被曝線量の基準に従い、これまで年間20ミリシーベルトを超えないように毎時3・8マイクロシーベルトと設定。しかし、生徒・児童らの被曝線量を年間20ミリシーベルトを目安に算定していたことに高すぎるとの批判があり、福島県内外で放射線量を下げるために校庭などの土を取り除く作業が進み、現在は、すべての学校などで毎時3・8マイクロシーベルトを下回っていることなどから、事実上これまでの「安全値」を見直す形になりました。
 文部科学省は、子供が学校で受ける積算線量を年間1ミリシーベルト(1000マイクロシーベルト)以下に抑えることを目指し、除染費用を支援します。
 毎時1マイクロシーベルトは、年間の積算放射線量が1ミリシーベルトを超えない目安と位置づけ、屋外活動を制限する新たな基準とはしない方針。年間1ミリシーベルトは、平常時に自然界や医療行為以外で浴びる線量の限度とされます。
 文部科学省は新たな目安について、今月26日にも福島県に通知を出して周知を図ることにしています。

 2011年8月24日(水)




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