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■セシウムの22パーセント、ヨウ素の13パーセントが東日本の陸地に降下 国立環境研 [健康ダイジェスト]

 東京電力福島第一原子力発電所事故で放出された放射性物質のうち、セシウム137の22パーセント、ヨウ素131の13パーセントが東日本の陸地に降下したことが、国立環境研究所(茨城県つくば市)の大原利真・地域環境研究センター長らの推計で判明しました。
 放射性物質の降下は、北は岩手や宮城、山形の各県から、南は関東を越え静岡県にも届き、新潟や長野、山梨の各県にも到達しました。
 研究グループは、第一原発からセシウム137が約1万テラ・ベクレル(テラは1兆)、ヨウ素131が約14万テラ・ベクレル放出されたと仮定し、大気汚染物質の拡散を予測するモデルを使って、3月11日の事故発生から3月下旬までに、放射性物質が東日本でどう拡散したかを分析しました。
 その結果、セシウムは粒子となって雨や雲に取り込まれ、地表に降下するため、降雨などの気象条件の影響を受け、局地的に降下量が多い地域が生じることがわかりました。一方、ヨウ素は、ガス状のものが多く、第一原発を中心に同心円状に広がったことがわかりました。

 2011年8月25日(木)




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