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■アルツハイマー病の発症の仕組み、iPS細胞で確認 慶応大 [健康ダイジェスト]

 慶応大の研究チームがiPS細胞(人工多能性幹細胞)技術を使い、アルツハイマー病が発症する仕組みの確認に成功しました。生きたヒトの細胞による薬の効果の確認につながり、新薬開発に役立ちそうです。
 論文は7日付で、英医学誌ヒューマン・モレキュラー・ジェネティクス(電子版)に掲載されました。
 アルツハイマー病は、ベータアミロイドという毒性の高いたんぱく質が脳の中の記憶に関係する部位である海馬や側頭葉、頭頂葉にたまり、神経細胞を傷付けて起きるとする「アミロイド仮説」が提唱されています。
 慶応大医学部の鈴木則宏教授らの研究チームは、遺伝的な要因でアルツハイマー病を発症した患者2人の皮膚の細胞からiPS細胞を作って、さらに神経細胞に変化させました。すると、いずれの患者由来の神経細胞でもベータアミロイドが通常の約2倍作られており、病気の一部を再現できました。
 また、ベータアミロイドができるのに必要な酵素の働きを止める新薬の候補を使ったところ、ベータアミロイドのできる量が抑えられるのも確認しました。
 アルツハイマー病は、認知症の中で最も頻度が高く根本的治療法のない難治性疾患。記憶障害で発症し、進行すると人格障害を来し、高度な介護を必要とする疾患です。

 2011年9月9日(金)




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