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■10万ベクレル超も管理型処分場での埋め立て容認へ 環境省 [健康ダイジェスト]

 環境省の有識者検討会は25日、東京電力福島第一原発事故で放射性物質に汚染されたがれきやごみの焼却灰のうち、これまで一時保管するよう求めていた放射性セシウムが1キログラム当たり10万ベクレルを超えるものについて、外部に放射線が漏えいしない対策を取った上で管理型最終処分場での埋め立てを容認する方針で一致しました。
 10万ベクレル超の焼却灰について、環境省は有害な重金属などを含む産業廃棄物用に、周囲をコンクリート壁で覆って公共の水域および地下水と完全に遮断する遮断型最終処分場での埋め立てを軸に検討してきましたが、委員から「処分場の作業員や周辺住民の安全が確保できれば、管理型最終処分場での埋め立てでも問題ない」との指摘があったといいます。
 地下水への汚染防止策などを講じることで、安全な処理が可能と判断したもので、具体的には、焼却灰をセメントで固めたり、屋根付きの処分場を利用したりすることで水との接触を防ぎ、セシウムが流出しないようにします。埋め立て後は、処分場の排水や周辺の地下水の監視などを行います。
 コンクリート製の箱に詰め、全体を覆土する方法なども想定されており、来月の次回有識者検討会で詳細な埋め立て方法などを議論します。

 2011年9月26日(月)




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