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■健診結果で脳卒中や心臓病の発症確率を予測 ウェブサイトで公開中 [健康ダイジェスト]

 大阪府立健康科学センター(大阪市)は5日、血圧やコレステロール値などの特定健診の結果を入力することで、今後10年間の脳卒中や虚血性心疾患などの循環器疾患の発症確率を予測できる府民向けのサービスをホームページで始めたと発表しました。
 府民以外でも利用できます。同センターによると、都道府県単位の発症予測サービスは国内初。
 特定健診とは、腹回り(内臓脂肪)を基本に、血圧、血糖、脂質、喫煙といった健診結果から生活習慣の改善の必要度を判定し、結果に応じた保健指導を受けられる体制を整えた健診のことです。脳卒中とは、脳梗塞、脳出血、くも膜下出血などの総称です。虚血性心疾患とは、心筋梗塞や狭心症の総称です。
 大阪府立健康科学センターのホームページhttp://www.kenkoukagaku.net/yosoku/に性別や年齢、身長、体重、血圧、中性脂肪値、悪玉コレステロール値、善玉コレストロール値、喫煙や飲酒習慣の有無など計12項目を入力すると、1年後、5年後、10年後の循環器疾患の発症確率と、平均と比べたリスクが表示されます。対象は40~75歳。
 同センターが、1995~2000年に大阪府、秋田県、茨城県、高知県の8886人に実施した健康診断のデータと、循環器疾患発症の追跡調査結果を統計的に処理し、予測式を作りました。
 北村明彦副所長は、「大阪は心臓病による死亡率が高い。メタボ検診のデータを入れれば簡単に計算できるので、予測を切っ掛けに、どうすれば循環器疾患を予防できるのか知ってほしい」と話しています。

 2012年1月8日(日)




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