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■感染性胃腸炎、流行のピークを超える インフルは患者数急増 [健康ダイジェスト]

 全国各地で流行しているノロウイルスなどによる感染性胃腸炎の患者数が3週連続で減り、今季のピークを越えたとみられることが、国立感染症研究所(東京都新宿区)の調査でわかりました。
 11日の感染研発表によると、最新の1週間(昨年12月24~30日)に全国3000カ所の小児科のある医療機関を受診した患者数の平均は、1施設当たり11・39人(速報値)でした。前週の17・00人からは3割以上減っています。
 都道府県別では、香川県の21・00人が最多で、以下は鳥取県の19・74人、高知県の17・37人、茨城県の17・19人、宮崎県の17・17人などの順。西日本で報告数が多くなりました。
 感染性胃腸炎は例年12月に流行のピークを迎え、この時期の流行はノロウイルス感染によるものが多くなっています。
 この冬の流行は、2002年以降では2006年に次いで多い水準で推移。12月3〜9日の週には定点当たり報告数が19・62人に達しましたが、これをピークに減少が続いています。
 感染研ウイルス第2部の片山和彦室長は、「ノロウイルスのピークは越えたが、例年、1~3月に小さな流行が再度来るので油断は禁物」と話しています。
 一方でインフルエンザは、最新の1週間(昨年12月24~30日)に全国約5000カ所の医療機関を受診した患者の平均が3・35人と、前週の2・23人の1・5倍に増えています.
 都道府県別では、42都道府県で前週より増えました。群馬県の15・05人が最多で、以下は栃木県の10・72人、佐賀県の10・26人、埼玉県の8・08人、沖縄県の7・79人などの順。地域別に見ると、関東地方で報告数が多くなりました。
 例年のインフルエンザの流行では、1月中に定点医療機関当たりの報告数が30人を超え、ピークを迎えることが多くなっています。

 2013年1月12日(土)




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