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■手足口病の患者、東京都で急増 過去10年で最多 [健康ダイジェスト]

 夏場に流行し、手や足、口の中などに発疹ができる「手足口病」の患者が、東京都内で小さな子供を中心に急激に増え、この時期としては過去10年で最も多くなっています。
 東京都は、こまめに手を洗うなど予防に努めてほしいと注意を呼び掛けています。
 手足口病は、主に小さな子供がかかるウイルス性の感染症で、インフルエンザなどと違い夏場に流行するのが特徴。手や足、それに口の中などに発疹ができ、まれに髄膜炎や脳炎を起こして重症化することがあります。
 東京都によりますと、7月に入ってから患者が急激に増え、今月14日までの1週間に報告された患者数は1つの医療機関当たり10・97人と、この時期としては過去10年で最多で、前の週の1・8倍になりました。
 患者のほとんどは6歳以下の子供で、このうち3分の2は2歳以下だということです。
 手足口病は、患者のくしゃみなどの飛まつやウイルスが付いた手などを通じて感染するため、手洗いを徹底し、おむつの取り扱いなどに注意することが大切です。
 手足口病の患者数がピークとなるのは、例年、夏休みシーズンの7月下旬から8月上旬です。
 東京都感染症情報センターの杉下由行課長は、「1週間で患者の報告数がほぼ倍に増え、今後、さらに増えることが予想される。まれに重症化することもあるので、タオルの共用を避け、こまめに手を洗うなど予防に努めてほしい」と話しています。
 また、東京都だけではなく、群馬県を除く関東地方、九州や中国地方など西日本でも、手足口病の患者が急増しています。

 2013年7月19日(金)




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