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■7月の熱中症搬送、月間最多更新し2万2363人 消防庁発表 [健康ダイジェスト]

 7月に入って熱中症で病院に救急搬送された人は、全国で合わせて2万2000人を超え、前の年より20パーセント余り増えています。
 総務省消防庁は、暑い日が続くため、水分をこまめに摂取するなど予防に努めるよう呼び掛けています。
 総務省消防庁によりますと、7月1日から28日までの4週間に熱中症で病院に救急搬送された人は、全国で合わせて2万2363人に上りました。
 7月に入って各地で猛暑日となるなど暑い日が続いたことから、搬送された人の数は2008年の調査開始以降、7月の月間最多をすでに更新しており、昨年の同じ時期と比べても24パーセント増えています。
 27日には、東京都板橋区のマンションの部屋で窓を閉め切った状態で80歳の男性が死亡しているのが見付かるなど、7月に入って少なくとも29人が死亡し、3週間以上の入院が必要な重症の人も595人に上りました。
 7月22日から28日の1週間の集計では、救急搬送されたのは3893人で、うち死者は4人でした。救急搬送された人は前週より390人少なくなりましたが、3週間以上の入院が必要な重症の人が73人、入院が必要な中等症の人が1294人。年齢別では、65歳以上の高齢者が47・9パーセントを占め、7~17歳の少年少女が13・4パーセントでした。
 集計を始めた5月末から9週間の搬送者数は、全国で2万6860人と昨年の同じ時期より34パーセント増え、愛知県で2185人、東京都で2122人、大阪府で1725人などとなっています。搬送者のおよそ半数は、65歳以上の高齢者です。
 総務省消防庁は、気温が高い日がさらに続くことから、水分をこまめに摂取するとともに、室温が28度を超えないようにエアコンや扇風機を適切に使うなど熱中症の予防に努めるよう呼び掛けています。

 2013年7月30日(火)




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