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■マダニ媒介ウイルス感染、死者16人に 関西初、兵庫県豊岡市の80歳代女性 [健康ダイジェスト]

 兵庫県豊岡市の80歳代の女性が、マダニが媒介する重症熱性血小板減少症候群(SFTS)に感染したことが原因で、今年5月に死亡していたことがわかりました。
 厚生労働省によると、SFTSへの感染の確認は国内で36例目、死亡は16人目で、関西では初めてです。
 兵庫県によりますと、今年5月下旬、豊岡市の80歳代の女性が、下痢や発熱などの症状を訴えて市内の病院に入院し、9日後に多臓器不全で死亡しました。
 8月に入り、保存されていた女性の血清からSFTSの陽性反応が出たため、検体を国立感染症研究所に送り、最終確認の検査を行っていました。その結果、女性はマダニが媒介するSFTSを引き起こすウイルスに感染していたことが9日、確認されました。兵庫県内で感染が確認されたのは、2例目。
 虫にかまれたような痕は見付かりませんでしたが、兵庫県は自宅近くの草木に生息するマダニにかまれた可能性があるとみています。
 SFTSを媒介するマダニは、衣類や食べ物に発生するダニとは異なり、草むらややぶなどに生息し、春から秋にかけて活動が活発になるということで、兵庫県の疾病対策課では、草むらなどでは長袖や長ズボンを着用するなど肌の露出を減らし、マダニにかまれない対策を取るよう呼び掛けています。

 2013年8月10日(土)




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