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■千葉県で渡り鳥から高病原性鳥インフル検出 国内で今季2例目 [健康ダイジェスト]

 環境省は21日、千葉県長柄町で見付かった渡り鳥の糞から、強い毒性を持つ高病原性鳥インフルエンザウイルスのH5N8亜型が確定検査で確認されたと発表しました。
 国内での野鳥の高病原性インフルエンザ検出は、13日に島根県安来市で見付かったコハクチョウの糞から同じH5N8亜型が確認されたのに続き今季2例目。
 環境省は警戒のため、全国的に対応レベルを最高の3に引き上げました。対応レベル3になったのは、2011年9月に現在の対応をとるように決めてから初めて。
 千葉県で見付かった糞はカモ類のもので、18日に県の定期調査で見付かりました。県の簡易検査で、今季韓国や欧州で流行しているH5N8亜型との結果が出ていた2つの検体を動物衛生研究所(茨城県つくば市)に送り、確定検査でウイルスの型を調べていました。
 環境省は20日、糞の採取地点周辺の半径10キロ圏内を野鳥監視重点区域に指定。23日から野鳥緊急調査チームを派遣し、野鳥の大量死や異常行動がないか調べます。
 また、千葉県も周辺の半径10キロ圏内に5カ所ある養鶏場にすでに担当者を派遣し、鳥インフルエンザへの対策がとられていることを確認するとともに、周辺で死んでいる野鳥がいないかなど、パトロールを行うことにしています。
 千葉県は、県内のすべての養鶏場に対して、消毒など予防策を徹底するよう呼び掛けています。

 2014年11月23日(日)

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