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■冷凍グラタンに金属片混入の恐れ ホクレンなど、約16万個を自主回収  [健康ダイジェスト]

 北海道のJAグループの「ホクレン」などは、全国の生協やスーパーなどで販売している冷凍食品のグラタンに金属片が混入した恐れがあるとして、26日から16万個余りの商品の自主回収を始めました。
 自主回収の対象となっているのは、ホクレンが製造・販売している冷凍食品「北海道のグラタン」。
 ホクレンによりますと、10月29日、北海道内の製造工場で実施した出荷前のエックス線検査で、商品のうちの1個から、原材料の秋サケの加工品に交じっている金属片(長さ約3ミリ、幅約1ミリ、厚さ約0・5ミリ)が見付かったということです。
 金属片は、秋サケを加工する際に使うカッターの刃の一部とみられ、ホクレンと原材料の秋サケを供給した「北海道ぎょれん」は、商品に混入した恐れがあるとして、26日から16万5500個の商品の自主回収を始めました。回収対象は、賞味期限が11月28日から2015年10月24日までの商品。
 この商品は、全国の生協やスーパーなどで販売しているということですが、これまでのところ、異物の混入や健康被害などの情報は寄せられていないということです。
 金属片が見付かってから1カ月近くたって自主回収を始めたことについて、ホクレンは「原因の究明を優先していた。対応が適切だったかどうか、今後、検証したい」としています。
 ホクレンと北海道ぎょれんは、消費者からの問い合わせなどに電話で対応しています。電話番号は0120(829)732。

 2014年11月27日(木)

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