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■交通事故の死者4113人で、14年連続減少 高齢者が半数以上を占める [健康ダイジェスト]

 昨年1年間に交通事故で死亡した人は全国で4113人で、14年連続で減少したことが、警察庁のまとめでわかりました。一方で、高齢者の死者が全体の半数以上を占め、警察庁は高齢者向けの交通安全教育など対策を進めることにしています。
 警察庁のまとめによりますと、昨年1年間に交通事故で死亡した人は全国で4113人で、前の年より260人、率にして5・9パーセント減り、14年連続の減少となりました。
 死者数が最も多かった1970年の1万6765人と比べると、4分の1以下に減り、死者数は1950年当時の水準にまで減少しました。
 1日当たりの死者数は11・3人。ただ8月は9・7人で、月別の統計が残る1956年以降の最少でした。 
 死者数が最も多かった都道府県は、12年連続で愛知県で、204人(前年比15人減)を数えました。以下、 神奈川県185人(同17人増)、千葉県182人(同4人減)、兵庫県182人(同5人減)、埼玉県173人(同7人減)、東京都172人(同4人増)、北海道169人(同15人減)、福岡県147人(同2人増)、静岡県143人(同41人減)、大阪府143人(同36人減)が続きました。
 死者数が少なかったのは、 島根県26人(同2人減)、徳島県31人(同18人減)、鳥取県34人(同9人増)の順でした。31の道府県で、死者数は減少しました。
 また、飲酒運転による死亡事故は前年比11件減の227件で、14年連続で減少し、記録が残っている1990年以降、最も少なくなりました。
 一方、65歳以上の高齢者の死者数は2193人で、前の年より110人、率にして4・8パーセント減りましたが、死者全体に占める割合は前年比0・6ポイント増の53・3パーセントに上り、記録がある昭和1967年以降、最も高い割合となりました。
 警察庁の担当者は、「高齢者人口が増えるとともに、事故に遭った時の死亡率が高齢者は6倍以上高くなっていて、交通安全教育など対策を進めていきたい」としています。

 2015年1月5日(月)

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