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■栃木県茂木町、特産のエゴマの人気沸騰 認知症の防止効果をテレビが放送 [健康ダイジェスト]

 栃木県茂木(もてぎ)町特産の「エゴマ」の人気が、沸騰しています。エゴマに含まれる成分に、認知症の防止、改善の効果が期待できると複数のテレビ番組に取り上げられ、関連商品を販売する道の駅もてぎなどへの問い合わせや、商品の売り上げが急増。
 昨年収穫した実を使ったエゴマ油は4月初めにも底を突く見込みで、担当者はうれしい悲鳴を上げています。全国各地が知恵を絞る「地域創生」が求められる中、注目されそうです。
 2004年、茂木町の町議らがエゴマ栽培の先進地、福島県船引町(現田村市)を訪れ種子を譲り受けたことを切っ掛けとして、町内でエゴマ生産が始まりました。
 その後、「搾油して特産品にしよう」と2006年に結成された農家の茂木エゴマの会は現在、会員約50軒が計6~7ヘクタールの畑で、約4・5トンを生産。昨年11月から、道の駅内の「もてぎ手づくり工房」を運営する第3セクターが実を買い取り、製品化しています。
 茂木エゴマの会などによると、エゴマの成分の一つが血中の悪玉コレステロールを減らす働きがあると、知られていたといいます。
 加えて、昨年末からテレビの情報番組で、その成分などを含む不飽和脂肪酸の一種「α—リノレイン」が認知症に作用する可能性があると放映されました。工房で生産する油や粉、紅茶など8商品の売上額は2月、前年の10倍に急増したといいます。
 エゴマは、ゴマではなくシソ科の植物。日本では、古来より食用や行灯用油として日常的に用いられてきました。菜種油が広まってからは衰退していきましたが、昨今、ダイエットや健康の面から再び注目を浴びてきています。
 エゴマ油は熱を加えると効果が半減するため、毎日スプーン小さじ1杯を、でき上がった料理や納豆、豆腐、サラダ、パスタにかけたり、味噌汁やコーヒーなどに入れたりなど、そのまま摂取することが勧められています。

 2015年3月31日(火)

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