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■熱中症搬送、4日1143人、5日1164人 死者は4日2人、5日5人 [健康ダイジェスト]

 気象庁によりますと4日は広く高気圧に覆われて気温が上がり、群馬県館林市で38・5度、福島県伊達市と茨城県大子町で38・3度などと、全国の928観測地点のうち174カ所で猛暑日となり、東京の都心では1875年(明治8年)に統計を取り始めてから最も長い5日連続の猛暑日となりました。
 マスコミが各地の消防や警察に取材して4日午後8時現在でまとめたところ、4日に熱中症とみられる症状で病院に運ばれた人は少なくとも全国で合わせて1143人に上り、2人が死亡し、6人が意識不明の重体となりました。
 5日も全国的に気温が上がり、群馬県館林市で39・8度、福島県伊達市で39・7度を記録したほか、北海道でも35度以上の猛暑日となったところがあり池田町で37・1度、帯広空港で35・8度と観測を始めてから最も高くなりました。
 東京都心も最高気温35・2度と6日連続で猛暑日となり、1875年(明治8年)に統計開始以来初の記録を更新しました。
 全国の9割近くの観測地点で30度以上の真夏日となり、マスコミが各地の消防や警察に取材して5日午後8時現在でまとめたところ、5日に熱中症とみられる症状で全国で少なくとも1164人が病院に運ばれ、5人が死亡、7人が意識不明の重体となりました。
 都道府県別では、大阪府で82人、埼玉県で71人、愛知県で67人、兵庫県で61人、東京都で54人などとなっています。
 このうち5人が死亡し、茨城県では大洗町の農業用ハウスで倒れていた88歳の女性が熱中症とみられる症状で死亡するなど2人の高齢者が死亡したほか、栃木県では益子町の畑で倒れていた90歳の男性が熱中症とみられる症状で死亡しました。
 明日6日も猛烈な暑さが続く見込みで、冷房を使い、こまめに水分をとるなど引き続き熱中症に十分注意が必要です。

 2015年8月5日(水)

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