SSブログ

■熱中症搬送、2週連続で1万人を超す 死者は今夏最多の32人 [健康ダイジェスト]

 総務省消防庁は11日、3~9日の1週間に全国の1万1219人が熱中症で救急搬送されたとの速報値を発表しました。
 1週間の搬送者数としては、2008年の統計開始以来過去最多だった前週の1万1995人から776人減りましたが、2週連続で1万人を超えました。
 1週間を通じて、全国的に気温が高かったためとみられます。北海道や東北でも最高気温35度以上の猛暑日が相次ぎ、北日本や近畿で搬送者数が増えました。
 搬送時に亡くなったのは、今夏最多の32人でした。初診時に死亡が確認された人は、大阪府が4人と最も多く、次いで宮城県の3人でした。3週間以上の入院が必要な重症者は331人、短期の入院が必要な中等症は3861人でした。
 搬送者数は4243人だった前年同期(4〜10日)の約2・6倍で、3~9日の期間中、毎日1000人以上が搬送され、日付別では3日の1911人が最多でした。
 年代別では、65歳以上の高齢者が5894人(52・5パーセント)と半数を超え、都道府県別では猛暑日が続いた東京都の971人が最多で、大阪府の911人、愛知県の749人、兵庫県の710人、埼玉県の676人と続きました。
 今年の集計を始めた4月27日以降の搬送者数は計4万70187で、このうち90人が死亡、1200人が重症でした。
 消防庁は今後も暑さに警戒が必要だとして、「こまめに水分補給や休憩をしてほしい」と呼び掛けています。

 2015年8月11日(火)

nice!(4)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:健康

nice! 4

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0