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■今季のインフルワクチン、出荷できず 製造4社の一つ [健康ダイジェスト]

 インフルエンザワクチンを製造する国内4社の一つ、化学及血清療法研究所(化血研、熊本市)が、今季の出荷を始められないでいることが、15日わかりました。
 厚生労働省に指示された製造工程の確認が終わっていないのが理由とし、出荷の見通しは立っていないといいます。化血研は今季、850万本(大人で1700万人分)を担う予定で、長引けばワクチン不足が起きる恐れがあります。
 ワクチンの接種は10月下旬から本格化します。今季は4社で、計約3000万本(大人で6000万人分)製造することになっています。
 化血研によると、同社の血液製剤が国に承認された製造法とは異なる方法で作られていたことが明らかになり、6月から一部を除いて出荷の差し止めと製造工程の確認を指導されています。インフルエンザワクチンでも、同様の問題がないか確認するよう厚労省から求められ、その作業が終わっていないといいます。
 これまでに製造した450万本(大人で900万人分)は、有効性などを確認する国の検定を通っているものの、出荷できていません。
 化血研は、ワクチン不足が起きないように、ほかのメーカーなどに協力を依頼しているといいます。
 厚生労働省は、「未出荷が続くと、全国的にワクチンが不足する恐れもある」としています。

 2015年10月15日(木)




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