■今年の熱中症搬送者5万5000人 高齢者が初めて半数超える [健康ダイジェスト]
今年、夏を中心に熱中症で病院に運ばれた人は、全国で合わせて5万5000人余りに上り、このうち65歳以上の高齢者が初めて全体の半数を超えたことがわかりました。
総務省消防庁のまとめによりますと、今年に入って熱中症で病院に運ばれた人は、集計を始めた5月から9月までの5カ月間で、全国で5万5852人に上りました。
今年は各地で、梅雨明けしてから8月上旬にかけて日中の最高気温が35度以上となる猛暑日が続き、7月27日から8月9日までの期間は2週連続で1万人を超えました。
病院に運ばれた人のうち、65歳以上の高齢者が2万8016人と全体の50・2パーセントを占め、統計を取り始めた2008年以降で、初めて高齢者が全体の半数を超えました。
また、都道府県別では東京都が4634人で最も多く、次いで埼玉県が3884人、大阪府が3714人、愛知県が3702人などとなっています。
人口10万人当たりでは、和歌山県が69・75人と最も多く、熊本県64・49人、岡山県64・26人の順でした。
さらに、熱中症で病院に運ばれた人のうち、少なくとも105人(全体の0・2パーセント)が死亡し、3週間以上の入院が必要な重症の人も1361人(2・4パーセント)、それより軽い中等症は1万8467人(33・1パーセント)、入院を必要としない軽症は3万5520人(63・6パーセント)に上りました。
2010年以降のデータがある6~9月の搬送者は、前年比32・2パーセント増の5万2948人に上り、過去3番目に多くなりました。
総務省消防庁は、高齢者の場合、のどの渇きを感じにくい上、体温調節もしにくいという特徴があることから、今後も高齢者の搬送者は増加すると予測しており、熱中症の予防には周囲の気遣いが重要だとして注意を呼び掛けています。
2015年10月18日(日)
総務省消防庁のまとめによりますと、今年に入って熱中症で病院に運ばれた人は、集計を始めた5月から9月までの5カ月間で、全国で5万5852人に上りました。
今年は各地で、梅雨明けしてから8月上旬にかけて日中の最高気温が35度以上となる猛暑日が続き、7月27日から8月9日までの期間は2週連続で1万人を超えました。
病院に運ばれた人のうち、65歳以上の高齢者が2万8016人と全体の50・2パーセントを占め、統計を取り始めた2008年以降で、初めて高齢者が全体の半数を超えました。
また、都道府県別では東京都が4634人で最も多く、次いで埼玉県が3884人、大阪府が3714人、愛知県が3702人などとなっています。
人口10万人当たりでは、和歌山県が69・75人と最も多く、熊本県64・49人、岡山県64・26人の順でした。
さらに、熱中症で病院に運ばれた人のうち、少なくとも105人(全体の0・2パーセント)が死亡し、3週間以上の入院が必要な重症の人も1361人(2・4パーセント)、それより軽い中等症は1万8467人(33・1パーセント)、入院を必要としない軽症は3万5520人(63・6パーセント)に上りました。
2010年以降のデータがある6~9月の搬送者は、前年比32・2パーセント増の5万2948人に上り、過去3番目に多くなりました。
総務省消防庁は、高齢者の場合、のどの渇きを感じにくい上、体温調節もしにくいという特徴があることから、今後も高齢者の搬送者は増加すると予測しており、熱中症の予防には周囲の気遣いが重要だとして注意を呼び掛けています。
2015年10月18日(日)
二十代の頃に熱中症になった事がありますが一週間以上具合が悪かったです。
by U3 (2015-10-18 09:29)