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■発熱で体のまひ、全国で66人に増加 子供中心、エンテロウイルスか [健康ダイジェスト]

 昨年の夏以降、原因不明の体のまひを訴える子供が相次ぎ、一部から「エンテロウイルスD68」が検出された問題で、体のまひを訴える患者は26の都府県で5歳以下の子供を中心に66人に上ることがわかりました。
 国立感染症研究所は、体のまひの程度や治療によって改善したかなど、詳しい実態調査を始めることになりました。
 この問題は、昨年8月以降、発熱やせきなどの症状の後、原因不明の体のまひを訴える子供が相次いで見付かったもので、風邪に似た症状を引き起こすことがある「エンテロウイルスD68」が患者の一部から検出され、その関連が疑われています。
 国立感染症研究所が全国の病院を対象に調べたところ、体のまひを訴える患者は5歳以下の子供を中心に、昨年10月時点の47人から12月3日までに66人に増え、20歳代から50歳代の人も含まれることがわかりました。
 このため国立感染症研究所などの研究グループは、体のまひの程度や治療によって改善したのかなど、詳しい実態調査を行うことになりました。研究グループでは、治療によって症状が改善した患者もいることから、今月いっぱい情報を収集し、今年春までに治療方法についての検討をまとめたいとしています。
 研究グループの福岡市立こども病院の吉良龍太郎医師は、「今もまひが残る患者が多いと考えられる一方、程度の差はあるが、多少症状が改善した子供さんもいるので、いつ、どんな方法で治療を行えば最も効果的なのかを探っていきたい」と話しています。

 2016年1月20日(水)




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