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■E型肝炎の患者、昨年212人 2003年以降で最多  [健康ダイジェスト]

 おう吐やけん怠感などの症状が出て、最悪、死に至ることもある「E型肝炎」の患者が昨年1年間に200人を超え、2003年に統計を取り始めて以降最も多くなったことがわかりました。
 E型肝炎は、動物の生肉を食べることなどで起きるウイルス性の感染症。おう吐やけん怠感などの症状が出で通常1カ月ほどで治りますが、妊婦や免疫力が低下した人の場合は症状が急激に悪化し、最悪、死に至ることもあります。
 国立感染症研究所によりますと、昨年1年間に全国の医療機関から報告された患者の数は212人で、2003年に統計を取り始めて以降、最も多くなりました。
 都道府県別では、北海道が41人と最も多く、次いで東京都が39人、千葉県が17人、神奈川県が12人、群馬県が11人などとなっています。
 原因の1つと考えられている豚肉の生肉については、厚生労働省が昨年6月から飲食店での提供を禁止するなどの対策を取っています。
 国立感染症研究所の石井孝司室長は、「妊婦や免疫力の低下している高齢者は特に注意が必要だ。豚肉などを調理する際は十分加熱してから食べるようにしてほしい。また生肉を触ったはしや皿で食事をすることは避けてほしい」と話しています。

 2016年1月31日(日)




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