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■性交渉で14人がジカ熱に感染疑い アメリカ国内、患者は女性のみ [健康ダイジェスト]

 中南米を中心に感染が拡大しているジカ熱について、アメリカの疾病対策センター(CDC)は、性交渉を通じて感染した可能性がある患者が14人報告されたと発表し、性交渉による感染のリスクに注意し、対策を取るよう呼び掛けています。
 ジカ熱は、蚊が媒介する感染症で、中南米を中心にこれまでに36の国と地域で感染の拡大が確認され、妊娠中の感染と先天的に頭部が小さい小頭症の子供が生まれることとの関連が指摘されています。
 CDCは23日、アメリカ国内で性交渉によってジカウイルスに感染した可能性がある患者が14人報告されたと発表しました。
 患者はすべて女性で、ジカ熱の症状を訴えており、これまでに2人の体内からはウイルスが検出されたということです。また、14人のうち数人は妊娠中。
 14人は、いずれも本人ではなく、パートナーの男性が感染が報告された地域への渡航歴があり、ジカ熱の症状が現れたということです。
 性交渉を通じてジカウイルスに二次感染したとみられる報告は、これまでアメリカを含め世界で3例あり、CDCは「蚊が主な感染経路であることに変わりはないが、今回の報告は、性交渉も感染経路となり得ることをより強く示唆している」と指摘しています。
 そして、妊娠している女性や妊娠を希望する女性が、感染の報告された地域に渡航した男性と性交渉する際は、避妊具を使うなど対策を取り、十分に注意するよう呼び掛けています。

 2016年2月24日(水)




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