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■お好み焼きとご飯など主食の重ね食べは肥満のもと 大阪府が調査結果を発表 [健康ダイジェスト]

 大阪府民の食への意識と行動について、大阪府が初めて調査したところ、肥満の人は、お好み焼きとご飯、うどんとかやく御飯、ラーメンとチャーハン、パスタとパンなど、2種類以上の主食を同時に食べる「重ね食べ」の回数が多いという結果がまとまりました。
 大阪府は、食べる量や回数に気を付けるよう注意を呼び掛けています。
 昨年、2015年11月から12月にかけて、大阪府は18歳以上の府民を対象に、初めてとなる食への意識と行動についての調査を行い、回答が得られた1858人の結果を分析しました。
 調査では、「米・パンと麺類や粉もん(お好み焼き、たこ焼きなど)を一緒にどのくらい食べているか」と質問。「1日1食」以上は男性は27パーセント、女性26パーセント、「週1食」以上は男性の61パーセント、女性の47パーセントを占めました。
 肥満度別では、男性では「やせ」の53パーセント、「普通」の59パーセント、「肥満」の71パーセントが、重ね食べを「週1食」以上していました。女性では「やせ」の42パーセント、「普通」の46パーセント、「肥満」の56パーセントが、「週1食」以上重ね食べしていました。
 また、男性の39パーセント、女性の58パーセントが、重ね食べは「太りそうだと思う」と回答しました。
 この結果について、大阪府は、肥満の人は主食の重ね食べをしている回数が多いことがわかったとしており、外食業界に対して今後、定食メニューのご飯をサラダや煮物に置き換えるよう働き掛ける考えです。
 上家和子・大阪府健康医療部長は、「肥満傾向の人は、生活習慣病のリスクが高まる。重ね食べは大阪の食文化だが、食べる量や回数に気を付けてほしい」「ご飯を食べるより、お好み焼きの野菜のかさを増やすなど、ちょっとした工夫でバランスのよい食事を目指してほしい」と話しています。

 2016年8月3日(水)

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