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■ジカ熱、マイアミビーチ市でも5人が感染 妊婦に渡航自粛を勧告 [健康ダイジェスト]

 アメリカ南部フロリダ州の保健当局は19日、新たにマイアミビーチ市で5人が蚊に刺されジカ熱(ジカウイルス感染症)に地域感染したとみられると発表しました。
 5人の身元は特定していませんが、男性3人、女性2人だといいます。うち3人は、外部からマイアミビーチ市を訪れた際にジカウイルスに感染し、自宅のあるテキサス州、ニューヨーク州、台湾にそれぞれ戻りました。
 地域感染が確認されているのは、多くの観光客が訪れるマイアミビーチの浜辺など約3・9平方キロの地区に限定されています。
 アメリカの疾病対策センター(CDC)は妊婦に対し、マイアミビーチ南端部の東西約1キロ、南北2~3キロの地区に立ち入らないよう呼び掛けています。観光シーズンでにぎわう地元経済にも影響しそうです。
 マイアミビーチ市のあるフロリダ州マイアミデード郡では7月29日、別市であるマイアミ市の中心部の北にあるウィンウッド地区で、ジカウイルスの地域感染がアメリカ本土で初めて確認されており、同郡で地域感染が確認されたのは今回で2カ所目となりました。
 マイアミビーチ市は、ビスケーン湾を挟んでマイアミ市から東に約6・5キロ離れた半島に位置しており、ウィンウッド地区とは橋で行き来ができます。
 19日の発表により、フロリダ州内で確認された地域感染の総数は36件に増えました。
 CDCはマイアミデード郡全域に関しても、至急の用がない限り渡航延期を検討するよう妊婦やその性的パートナーに勧告しています。

 2016年8月21日(日)

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