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■コカ・コーラ、トクホ製品を3月発売へ 食物繊維を含み脂肪吸収を抑える効果 [健康ダイジェスト]

 日本コカ・コーラ(東京都渋谷区)は1日、主力炭酸飲料「コカ・コーラ」で特定保健用食品(トクホ)の許可を受けた製品を開発し、3月27日に発売すると発表しました。
 日本は世界でも特に健康への意識が高いことから、アメリカのコカ・コーラ本社の研究開発部門が、日本市場専用に開発しました。高付加価値製品を投入し、激化する清涼飲料の安売り競争から抜け出す考えです。
 新製品「コカ・コーラ プラス」は470ミリリットル入りで、希望小売価格は税抜き158円。全国の自動販売機やスーパーで販売。パッケージは白を基調としたバックに赤字でコカ・コーラの字が描かれており、従来とは大きくイメージが異なります。スーパーの店頭で見掛けた時、一目で見分けがつくようにデザインされています。
 カロリーゼロで、食物繊維の難消化性デキストリンを1本当たり約5グラム含み、食事後の脂肪の吸収を抑え、血中中性脂肪の上昇を穏やかにする効果があり、健康意識が高まる40歳代以上の消費者をターゲットとします。
 コーラ系のトクホ飲料では、2012年にキリンビバレッジが「メッツコーラ」、サントリー食品インターナショナルが「ペプシ スペシャル」を相次いで発売しています。
 日本コカ・コーラのティム・ブレット社長は、「130年間続くコカ・コーラの味やブランドを変えずに、日本ならではの消費者のニーズにこたえる製品を作るのに時間がかかった」と説明。アメリカ本社が味や原料を吟味し、約6年かけて発売にこぎ着けたといいます。
 ただし、世界共通のブランド戦略を進めるコカ・コーラが、日本向けの製品開発に初めて踏み切った背景にはもう一つ訳があり、「20年間飲料の価格が下がり続けているという日本ならではの状況がある。抜け出すためには革新的な製品が必要」とブレット社長は語っています。
 価格にとらわれない付加価値を備えた製品の投入は急務で、安売りで激化する競争の中で、日本向けのカスタマイズが必要になりました。

 2017年2月2日(木)

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