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■臍帯血の民間バンク2社、厚労省のHPで情報公開を開始 4社は廃業を決める [健康ダイジェスト]

 厚生労働省は1日、民間の臍帯血(さいたいけつ)バンク2社について、同省のホームページ(HP)で情報公開を始めました。「赤ちゃんを出産予定のお母さんへ」というタイトルで、臍帯血移植の説明や公的バンクと民間バンクの違いとともに、2社が同省に提出した書類を掲載しています。
 厚労省は東京都や大阪府のクリニックで臍帯血が国に無届けで移植された事件を機に、民間バンクの実態調査を実施。親が生まれた子供の病気に備え、臍帯血を有料で保管して凍結保存する民間バンクが9月時点で、少なくとも7社あることが判明しました。
 同省はこのうち、ステムセル研究所(東京都港区)とアイル(東京都板橋区)について、事業の届け出書類や契約書などの公開を始めました。同省は、届け出内容の審査や承認はしていません。
 ほかの民間バンク5社のうち1社は届け出準備中で、4社は廃業ずみか廃業予定だといいます。厚労省は4社に対して、廃業に当たり、保管中の臍帯血の取り扱いは契約者の意向に沿って決めるよう指導しています。 
 稼働中の民間バンクは3社になり、すでに2社の情報は利用希望者が厚労省のHPで確認できるようになり、もう1社の情報も届け出があり次第、確認できるようになります。

 2017年11月2日(木)

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