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■インフルエンザの流行始まる 東京都が発表 [健康ダイジェスト]

 東京都内でインフルエンザの患者が増えていることから、東京都福祉保健局は30日、「インフルエンザの流行が始まった」と発表し、こまめな手洗いの徹底など予防を呼び掛けています。
 福祉保健局によりますと、11月20日から11月26日までの1週間に都内419の定点医療機関から報告されたインフルエンザの患者は1つの医療機関当たり1・86人になりました。このため、流行開始の目安となる「1」を超えたとして30日、東京都内でインフルエンザの流行が始まったと発表しました。
 東京都内ではすでに、学校や福祉施設などでインフルエンザとみられる集団感染が合わせて95件発生し、58の幼稚園や学校で学級閉鎖などが行われたということです。
 また、1つの医療機関当たりの患者の報告数が最も多かった世田谷区は、流行注意報の基準となる「10」に近い9・64人となっています。
 インフルエンザは例年12月から3月にかけて流行し、これから本格的な流行が予想されることから、東京都福祉保健局はこまめな手洗いの徹底やせきなどの症状がある場合はマスクを着用するなど、予防を呼び掛けています。

 2017年11月30日(木)




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