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■病院で結核の集団感染、転院後に2人死亡 京都府宇治市の高齢男性患者 [健康ダイジェスト]

 京都府宇治市五ケ庄の宇治おうばく病院で結核の集団感染が発生し、京都府によると、6月から11月28日までに入院患者と職員など計56人の感染が確認され、入院患者16人が発病。うち2人が、ほかの医療機関に転院後に死亡しました。
 宇治おうばく病院と京都府は、患者や職員の健康診断を進め、二次感染の防止に努めます。
 京都府などによると、6月中旬、70歳代の入院患者の男性が結核と診断され、ほかの専門の医療機関に転院後の7月末に死亡。同じ病棟の患者や職員ら約260人を検査したところ、ほかに入院患者32人と職員23人の感染が判明しました。うち患者15人が発病し、80歳代の男性も転院後の10月に死亡しました。
 結核菌の遺伝子検査をしたところ、最初に結核と診断された70歳代の男性から感染が拡大した可能性が高いことが判明したといいます。
 この70歳代の男性は認知症で、京都府は男性が病院内を徘徊(はいかい)したことが感染拡大の原因とみています。  
 また、別の病棟の70歳代男性も、転院後の10月に結核で死亡しましたが、結核菌の遺伝子型がほかの患者らと異なっているため、集団感染には含めていません。

 2017年12月1日(金)

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