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■偽造薬の流通防止にガイドライン導入へ 厚労省 [健康ダイジェスト]

 高額なC型肝炎治療薬「ハーボニー配合錠」の偽造品が流通した問題で、厚生労働省の有識者会議は20日、薬品の適正な流通を確保するため、規制を強化したガイドラインを導入することなどの再発防止策をまとめました。
 厚労省によると、欧米で医薬品の流通規制が強化されていることを受け、現在、国内でもその国際的な基準「医薬品の適正流通基準」ガイドラインに沿った新たなガイドライン案を策定中。来年4月以降、通知できるよう作業を進めています。
 再発防止策では、個々の医薬品にシリアルナンバーを付けることや、不正取引をした薬局開設者への罰則の在り方を検討する必要性を指摘。不正取引につながりやすい薬局などでの医薬品の在庫の実態把握を進め、インターネット取引の実態も調査するとしています。
 ハーボニー配合錠の偽造品は、東京都内の卸売販売業者が身元確認をせずに個人から購入。そのまま流通し、奈良県の薬局チェーン店や和歌山市の病院で今年1月以降に見付かりました。
 ハーボニー配合錠は、C型肝炎の画期的な治療薬として2015年9月に発売され、1日1錠、12週間内服します。1錠5万5000円と高額で、偽造品と判明した28錠入りのボトルの価格は約153万4000円。

 2017年12月24日(日)

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