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■ナッツや豆類は乳幼児に危険、誤嚥で窒息や肺炎も 消費者庁が呼び掛け [健康ダイジェスト]

 消費者庁は1月31日、3歳未満の乳幼児がピーナツや大豆を食べると、誤って気道に入る「誤嚥」が起きやすく、窒息や肺炎など重症化するケースが多発しているとして、2月3日の節分に合わせて注意を呼び掛けました。
 小さな子供が豆まきが終わった後、床などに落ちた豆を食べるなどして窒息するケースが毎年、相次いでいるためです。消費者庁消費者安全課によると、昨年末までの7年間にピーナツや大豆などによる14歳以下の子供の誤嚥事故は27件あり、うち20件は3歳未満。27件中16件は、入院治療が必要となる重症でした。
 1歳の子供が節分の煎り大豆を食べた後、苦しそうな症状が出たため救急搬送され、全身麻酔の上で気管支から大豆のかけらを取り除いた例もありました。
 乳幼児はかみ砕く力やのみ込む力が未発達のため、乾いたナッツ類の破片が気道に入りやすく窒息の危険があるだけでなく、気道に入った小さな破片をそのまま放置していると、溶け出した油分で肺炎や気管支炎を引き起こすこともあるといいます。
 消費者安全課の担当者は、「豆はエックス線検査で写りにくく、長期間判明しないこともある」とし、「特に乳幼児ののどは未発達で気管に入りやすい。節分の豆まきでは、親の目の届かないところで子供が豆に近付かないように注意し、誤って口に入れないように後片付けも徹底してほしい。また、節分に限らずふだんから、歯が生えそろう3歳ごろまでは乾いたナッツや豆類を食べさせないようにしてほしい」としています。

 2018年2月1日(木)

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