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■引きこもり、年齢が高くなり期間も長期化 家族調査で過去最高に [健康ダイジェスト]

 引きこもりの人の年齢が高くなり、期間も長期化していることが、親や本人でつくる「KHJ全国ひきこもり家族会連合会」(東京都豊島区)の調査で明らかになりました。
 この調査は、昨年11月〜今年1月、全国の支部の家族らを対象に実施し、約550人が回答しました。
 それによると、引きこもりの本人の平均年齢は34・4歳、引きこもっている平均期間は11年8カ月で、いずれも同連合会の調査では過去最高でした。
 本人が支援機関や病院を利用しているかどうか聞いた質問では、「利用していない」が41・1%と最多でした。次いで、「継続的に利用している」が29・6%、「継続的に利用していない」が28・4%で続きました。支援機関につながらないまま、引きこもりの期間が長期化し、結果として年齢も上がっていることがうかがえました。
 これとは別に、自治体の困窮者相談の窓口に行った調査では、対応したことがある引きこもりの人の年齢は、40歳代が最多でした。
 同連合会の伊藤正俊・共同代表は、「80歳代の親と50歳代の子供が孤立し、ゆき詰まっている。社会の問題として発信していきたい」と話しています。

 2018年3月31日(土)

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