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■エイズウイルス感染・発症、2017年は1389人 11年ぶりに1400人を下回る [健康ダイジェスト]

 厚生労働省は27日、2017年の1年間に新たにわかったエイズウイルス(HIV)感染者とエイズ患者が計1389人だったとする確定値を発表しました。前年より59人減少し、11年ぶりに1400人を下回りました。
 厚労省のエイズ動向委員会は、「各保健所による無料の検査などで早期発見が進み、感染拡大を防げているのではないか」と分析しています。
 内訳は、エイズウイルス感染者が前年比35人減の976人、すでに発症していたエイズ患者が24人減の413人。若い世代の感染も目立ち、20歳代から30歳代が感染者全体の半数以上を占めているということです。合計の国籍別では、日本国籍が86人減の1193人となった一方、外国籍が27人増の196人となりました。
 エイズウイルスに感染してからエイズが発症するまではおよそ10年の潜伏期間があり、自覚症状がほとんどないため、この間に感染が広がる恐れがあると指摘されています。しかし、エイズウイルスに感染しても、現在は治療で発症を抑えられます。
 エイズ動向委員会は、「早期の発見と治療が周囲への感染拡大を防ぐ。保健所などで無料で匿名の検査が受けられるので、積極的に利用してほしい」と呼び掛けています。

 2018年8月28日(火)

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