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■マダニ媒介の感染症で70歳代男性が死亡 大分県佐伯市 [健康ダイジェスト]

 大分県佐伯市の70歳代の男性が、マダニが媒介するウイルスに感染し、死亡していたことが3日、わかりました。
 大分県内では今年7月にも、同じウイルスに感染した大分市の70歳代の男性が死亡しており、大分県は、野山に入る際には肌を隠す服を身に着けるなど感染防止の対策を心掛けるよう呼び掛けています。
 マダニが媒介するウイルスに感染し死亡したのは、佐伯市に住む70歳代の男性です。
 大分県によりますと、この男性は8月21日に、発熱や筋肉痛、食欲不振といった風邪のような症状を訴え病院を受診しました。その後、症状が悪化し病院に運ばれましたが、意識障害や肝機能障害により8月28日に死亡しました。男性は日ごろから農作業をしていたらしいものの、マダニにかまれたような痕は体になかったといいます。
 大分県の衛生環境研究センターで男性の血液の遺伝子を9月3日に検査したところ、マダニが媒介する重症熱性血小板減少症候群(SFTS)を引き起こすウイルスに感染していたことが確認されたということです。
 重症熱性血小板減少症候群は、症状が重い場合は死亡することもあり、大分県によりますと、2014年からこれまでに同県内でウイルスの感染で死亡した人は4人に上っているということです。
 マダニは春から秋にかけて活動が活発になることから、大分県では、野山に入る場合には長袖や長ズボンを着用して肌の露出を少なくするなど、マダニにかまれないよう注意するとともに、かまれた場合には速やかに医療機関を受診するよう呼び掛けています。

 2018年9月3日(月)

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