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■メタボの該当者と予備軍、微増の1412万人 目標達成時期を先送り   [健康ダイジェスト]

 厚生労働省は、2013~2022年度の国民の健康づくり計画「健康日本21」の中間評価を公表しました。メタボリック症候群の該当者と予備軍は2015年度時点で約1412万人となり、同年度に約1050万人まで減らす目標を達成できませんでした。このため厚労省は、目標の達成時期を2022年度まで先送りします。
 健康日本21は、適正体重や運動習慣、食生活などについて2022年度までの10年間の数値目標を定めた計画。中間評価では、全53項目のうち健康上の問題がなく、介護を受けたり寝たきりになったりせずに日常生活を送れる「健康寿命」など約6割の項目で改善がみられました。 
 健康寿命は、策定した2008年度の男性70・42歳、女性73・62歳から、男性72・14歳、女性74・79歳と延伸。厚労省が「8020(ハチマルニイマル)運動」として推進する、80歳で自分の歯が20本以上ある人の割合は51・20%で「2022年度までに50%」とする目標をすでに達成しています。
 一方で、メタボ該当者と予備軍については2008年度(約1400万人)よりも25%減らす目標に届きませんでした。体格指数(BMI)が25以上の「肥満」の人の割合も、20~60歳代男性では31・2%から32・4%と微増していました。
 肥満傾向にある子供の割合は、小学5年生をみると、男子4・60%、女子3・39%から、男子4・55%、女子3・75%とあまり変わっていませんでした。
 成人の喫煙率は19・50%から、18・30%と微減にとどまりました。また、進行した歯周病の人の割合は、2016年度時点で40歳代が44・7%、60歳代が62・0%で、2022年度までにそれぞれ25%、45%とする目標値を大きく下回っています。

 2018年9月23日(日)

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