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■「乳がん後も今の仕事を続けたい」女性は約半数 不安要素は年代で相違 [健康ダイジェスト]

 乳がんになった場合、今の仕事を続けたいと回答した有職女性は約半数にとどまることが、民間のアンケート調査で明らかになりました。今の仕事を続けたくない理由には、長時間労働や仕事量の多さなどが挙がり、職場の労働環境を不安視する声が多くなりました。
 損保ジャパン日本興亜ひまわり生命保険が7月20〜26日に、「乳がんと就労に関するアンケート」を実施。20~50歳代の働く女性1091人に、インターネットで尋ねました。
 乳がんになった後も「今の仕事を続けたい」と答えたのは51%で、「続けたくない」28%、「わからない」21%の合計とほぼ同じでした。続けたくない理由では、「通院などで休みが取りづらい」32%、「仕事量が多い」29%、「労働時間が長い」25%の順に多くなりました。
 仕事を続ける際の仕事面での不安を尋ねると、20歳代は「仕事量」、30歳代は「人間関係」、40歳代は「家庭との両立」、50歳代は「精神面」を挙げた人が最も多くなりました。生活面での不安を尋ねると、20歳代、30歳代、50歳代は「子育て」や「介護」などを挙げた人が目立ち、40歳代は「金銭面」を挙げた人が目立つ結果となりました。
 がん患者の就労を支援する「CSRプロジェクト」代表理事の桜井なおみさんは、「労働環境・仕事量を変えたいと思っていても、変えられないとあきらめて辞めてしまっている人が多いのではないでしょうか。病気になっても仕事を辞める必要はありません。会社の労務担当や患者会に相談するなど、一人で即断即決せず、どうすれば仕事を続けられるかを考えてほしい」とコメントしています。

 2018年9月25日(火)

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