■風疹患者、昨年の6・9倍 関東地方を中心に642人 [健康ダイジェスト]
関東地方を中心にした風疹の流行が続いています。国立感染症研究所は26日、9月10日から16日までの1週間で新たに127人の風疹患者が報告されたと発表しました。
1週間の報告数が100人を超えたのは2週連続。今年に入ってからの累計患者数は642人となり、昨年1年間の患者数93人の6・9倍に達しています。
都道府県別にみると、東京都が前週から39人増え196人と最多。次いで千葉県161人(前週比38人増)、神奈川県68人(同14人増)、埼玉県42人(同7人増)と続きました。
関東地方以外では、愛知県の36人(同8人増)が目立ちます。また、感染が確認されていなかった滋賀県と愛媛県で新たに2人の報告がありました。
患者は大半が成人で、特に30歳代以上の男性が多くなっています。国立感染症研究所は、国の制度変更の影響で免疫が十分ではない可能性があるとして、30~50歳代の男性を中心に免疫の有無を調べる抗体検査やワクチン接種を呼び掛けています。
ワクチン接種の効果が現れるまで約3週間かかります。ウイルスは小さいためマスクの予防効果は低く、2~3週間の潜伏期間にも感染は広がります。くしゃみやせきで風疹は感染し、発熱や発疹などの症状が出ます。
2018年9月26日(水)
1週間の報告数が100人を超えたのは2週連続。今年に入ってからの累計患者数は642人となり、昨年1年間の患者数93人の6・9倍に達しています。
都道府県別にみると、東京都が前週から39人増え196人と最多。次いで千葉県161人(前週比38人増)、神奈川県68人(同14人増)、埼玉県42人(同7人増)と続きました。
関東地方以外では、愛知県の36人(同8人増)が目立ちます。また、感染が確認されていなかった滋賀県と愛媛県で新たに2人の報告がありました。
患者は大半が成人で、特に30歳代以上の男性が多くなっています。国立感染症研究所は、国の制度変更の影響で免疫が十分ではない可能性があるとして、30~50歳代の男性を中心に免疫の有無を調べる抗体検査やワクチン接種を呼び掛けています。
ワクチン接種の効果が現れるまで約3週間かかります。ウイルスは小さいためマスクの予防効果は低く、2~3週間の潜伏期間にも感染は広がります。くしゃみやせきで風疹は感染し、発熱や発疹などの症状が出ます。
2018年9月26日(水)
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