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■希少な目のがん、治療できる52病院を公開 国立がん研究センター [健康ダイジェスト]

 国立がん研究センターは27日、患者が極めて少ない希少がんの一つの眼腫瘍について、専門的な診断・治療ができる52の医療機関名と診療実績をホームページに公開しました。希少がんは治療に関する情報も少なく、適切な治療を受けることが難しいため、患者の速やかな受診につながることが期待されます。
 眼腫瘍は網膜や角膜、まぶたなど目にできるさまざまながんの総称で、網膜芽細胞腫や悪性黒色腫などがあります。これらのがんになる割合は、国内では10万人当たり3・1人と、まれです。
 国立がん研究センターは今回、がん診療連携拠点病院を中心に全国30都道府県の52病院をリスト化。がんの種類別に、診断や治療の可否、治療件数のほか、治療内容や診療連携している病院も掲載しました。
 例えば、子供にみられる網膜芽細胞腫では、診断や治療した患者数(2013~2015年の年平均)が多かったのは、国立がん研究センター中央病院(東京都中央区)76人、名古屋医療センター(名古屋市中区)19人、兵庫県立こども病院(神戸市中央区)11人などでした。
 52病院は、ホームページの「がん情報サービス」(https://hospdb.ganjoho.jp/rare/)のサイトに公開されていて、がんの種類別、地域別などで検索できます。
 希少がんの患者数は、がん全体の15~22%とされます。専門施設の情報公開は、昨年の手足などの筋肉や皮下組織にできる軟部肉腫に続いて2回目。国立がん研究センターでは、他の種類のがんについても施設の情報公開をしていく予定といいます。

 2018年9月27日(木)

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