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■風疹患者が3週連続で100人超 東京都や千葉県などで流行続く [健康ダイジェスト]

 国立感染症研究所は2日、9月23日までの1週間で新たに104人の風疹患者が報告され、今年の累計は770人になったと発表しました。報告数は3週連続で100人以上で、累計患者は昨年1年間の8倍を超しました。
 都道府県別で新たな患者が多かったのは、東京都26人、千葉県19人、神奈川県15人、埼玉県12人、愛知県と茨城県6人の順。岩手県と石川県で今年初めて患者が確認され、患者の報告がないのは7県となりました。患者の内訳は、30~50歳代の男性が多くなっています。
 都道府県別で累計患者が多かったのは、東京都239人、千葉県179人、神奈川県80人、埼玉県54人、愛知県44人の順になっています。患者の内訳は、30~50歳代の男性が多くなっています。
 こうした状況を受けて厚生労働省は2日、患者数の多い5都県に通知を出す方針。妊娠を希望する女性や同居する家族に、免疫の有無を調べる抗体検査を受けるよう求めます。検査で抗体がないとわかれば、ワクチン接種を促します。
 妊婦が風疹に感染すると、赤ちゃんの心臓や目、耳などに障害が起きる「先天性風疹症候群(CRS)」が発生する恐れがあります。国立感染症研究所によると、2012~2014年の前回大流行時、感染した妊婦から生まれた先天性風疹症候群の赤ちゃん45人のうち、11人が亡くなりました。
 多くの自治体では、妊娠を希望する女性や妊婦の家族に検査費用を助成しています。

 2018年10月2日(火)

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