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■風疹抗体検査で無料の対象者を拡大 千葉市 [健康ダイジェスト]

 風疹の感染が拡大する中、千葉市は抗体があるかどうかを無料で検査する対象を拡大し、新たに妊婦の配偶者と、妊娠を希望する女性の配偶者を加えることになりました。
 風疹は、発熱や発疹などの症状が出るウイルス性の感染症で、妊娠中の女性が感染すると、生まれてくる赤ちゃんの目や耳、それに心臓などに障害が起きる恐れがあります。
 今年7月以降、首都圏を中心に感染が拡大していて、千葉県は患者の数が全国で2番目に多くなっています。
 このうち、千葉県内で最も患者が多い千葉市は、患者の9割が20歳以上の男性であることを踏まえて、これまで妊娠を希望する女性に限っていた無料の抗体検査の対象を拡大し、10月15日から抗体の値が低いと確認された妊婦の配偶者と、妊娠を希望する女性の配偶者を新たに加えることを決めました。配偶者は事実婚などの場合も含みます。
 いずれも、これまでに風疹にかかったことがない人や、抗体検査や予防接種を受けたことがない人が対象となります。
 千葉市の熊谷俊人市長は12日の定例の記者会見で、「再来年の東京オリンピック・パラリンピックを安心して迎えられるようにするためにもこの機会に検査を受け、十分な抗体がなかった場合はワクチン接種を検討してほしい」と呼び掛けました。

 2018年10月12日(金)

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