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■猛暑でアース製薬とグンゼが減益 虫よけやストッキングが不調 [健康ダイジェスト]

 家庭用の殺虫剤などを手掛ける「アース製薬」は、今年1年間の決算の最終的な利益の見通しを大幅に下方修正しました。猛暑の影響でアウトドアを楽しむ人が減り、虫よけなどの売り上げが減ったことが主な要因だとしています。
 発表によりますと、アース製薬は今年12月期の決算の最終利益の見通しについて、これまでの30億円から95%少ない1億5000万円へと大幅に下方修正しました。
 この夏の記録的な猛暑の影響などでアウトドアを楽しむ人が減った上、蚊の活動も鈍り、虫よけなどの売り上げが減少したことが主な要因だとしています。
 アース製薬は、「猛暑の影響は予想以上だった。今後は虫よけだけでなく、日用品の販売を伸ばすなど、主力商品の多角化に力を入れていきたい」としています。
 一方、繊維メーカーの「グンゼ」が5日発表した2018年9月中間決算は、前年比3・4%減の32億円と営業減益でした。もともと減少傾向にあった女性向けのストッキングの需要が、今年の猛暑でさらに振るわなかったことが原因といいます。
 ストッキングを含む靴下類は売上高の約14%を占める主力分野の一つですが、今回の中間決算では約8%減の98億円と低調でした。広地厚社長によると、夏場はサンダル履きで過ごす「素足派」の人や、足底付近だけを覆うフットカバーですます人が近年増加。女性向けの落ち込みはその中でも大きく、さらに今夏の猛暑が追い打ちをかけたといいます。
 一方、猛暑には飲み物がよく売れたというプラス面もあり、ペットボトル用のプラスチックフィルムの販売は好調でした。全体の売上高は約1・1%増の685億円、純利益は約0・4%増の25億円とほぼ横ばいでした。

 2018年11月5日(月)

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