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■休日の生活リズがずれると、平日に強い眠気 花王が研究 [健康ダイジェスト]

 花王のパーソナルヘルスケア研究所は9日、平日と休日で生活リズムのずれがある人ほど、平日昼間に強い眠気を感じる傾向があるとの研究結果を公表しました。今後、生活リズムと健康の関係についての知見を蓄積し、健康食品など関連事業につなげる考えです。
 研究は、平日を「就業前後」「就業時間中」「深夜」の3つの時間帯、休日を「朝」「昼」「夜」など5つの時間帯にそれぞれ分けて、20~60歳代の1142人(男性750人、女性392人)の身体活動量を2014~2017年に調べました。身体活動量は、独自に開発した装置で歩数などを測定しました。
 時間帯別の身体活動量と平日昼間の眠気の強さの関係を調べたところ、平日・休日とも朝の身体活動量の多い人が、最も眠気を感じる割合が低くなりました。一方、眠気を感じる割合が高かったのは、平日と休日で身体活動量の多い時間帯が異なる人でした。
 パーソナルヘルスケア研究所は、「平日に職場で眠気を感じないようにするには、休日でも平日と同じリズムで過ごすことが重要」としています。
 パーソナルヘルスケア研究所は9月11日、20〜50歳代の男性では、平日の生活リズムと休日の生活リズムとの組み合わせパターンと肥満には相関があり、肥満傾向の高い生活リズム、肥満傾向の低い生活リズムがあるとの研究結果を公表しました。
 男性1092人の身体活動量を2014~2017年に調べたところ、平日の通勤時間帯の身体活動量が高い人で、休日も朝、夕、夜のいずれかの時間帯で身体活動量の高い人は、肥満者の割合が少ない傾向にありました。一方、平日の深夜帯に身体活動量が高い人は、肥満者の割合が多く、その中でも、休日の生活リズムにおいて特に身体活動量が高い時間帯がない人や、昼に身体活動量の高い人は、肥満者の割合がより多い傾向にあることもわかりました。
 花王は、脂肪の代謝を高める茶カテキンを配合したトクホ飲料「へルシア」などの健康食品を手掛けています。生活リズムと健康に関する情報を発信するとともに、へルシアなど自社健康食品の活用を提案しています。

 2018年11月10日(土)

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