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■風呂につかる習慣がある高齢者、要介護リスクが約30%低下 千葉大などが調査 [健康ダイジェスト]

 日ごろから風呂につかる習慣がある高齢者は介護が必要になるリスクが低くなるという調査結果を、千葉大学などの研究チームがまとめました。研究チームは、入浴を介護予防の対策としてより活用すべきだとしています。
 千葉大学などの研究チームは、入浴が健康に与える影響を調べようと、全国の18市町村に住む要介護認定を受けていない高齢者およそ1万4000人を対象に、3年間かけて大規模な調査を行いました。
 この調査では、ふだん、どれくらいの頻度で風呂につかっているかなどを事前に調べた上で、3年後の状態を確認し、そのデータを統計的な手法を使って分析しました。
 その結果、冬場に週7回以上、風呂につかっている高齢者は、週2回以下の高齢者より介護が必要な状態になるリスクが29%低くなったということです。
 研究チームは、事故や病気などに十分注意することを前提に、高齢者の入浴を介護予防対策としてより活用すべきとしています。
 千葉大学附属病院の八木明男医師は、「入浴が健康にいいことが学術的にも立証できた。1人暮らしの高齢者には、公衆的浴場を利用することや施設での入浴をうまく組み合わせて入浴を促すことが大切だ」と話しています。

 2018年11月12日(月)

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