SSブログ

■風疹患者、昨年の20倍の1884人に 9週連続で100人超 [健康ダイジェスト]

 国立感染症研究所は13日、今年初めから今月4日までに報告された風疹患者が計1884人になったと発表しました。93人だった昨年1年間の約20倍に上っています。同日までの1週間に全国の医療機関から報告された患者数は154人で、9週連続で100人を超えました。
 首都圏では依然として患者が多い状態が続いているほか、近畿地方や愛知県、福岡県など各地で増えてきており、国立感染症研究所は、女性は妊娠する前に2回ワクチンを接種することなどを呼び掛けています。
 風疹は発熱や発疹などの症状が出るウイルス性の感染症で、妊娠中の女性が感染すると生まれてくる赤ちゃんの目や耳、心臓などに障害が起きる「先天性風疹症候群」となる恐れがあります。
 都道府県別では、東京都が前の週から41人増えて656人、千葉県が16人増えて285人、神奈川県が18人増えて250人、埼玉県が16人増えて127人、愛知県が5人増えて94人、大阪府が12人増えて71人、福岡県が11人増えて55人などとなっています。
 また、男性患者は1539人と女性の約4・5倍で、男性患者全体の8割以上を30歳代から50歳代が占めています。一方、女性は20歳代が最も多く、患者数は118人に上っています。
 国立感染症研究所は、今後「先天性風疹症候群」が増える恐れがあるとして、女性は妊娠する前に2回ワクチンを接種するほか、妊婦の家族など周りにいる人もワクチンの接種が重要だと呼び掛けています。

 2018年11月13日(火)

nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:健康

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。