SSブログ

■第一生命が認知症保険を発売 大手生保としては初めて [健康ダイジェスト]

 第一生命保険は20日、大手生命保険会社としては初めて「認知症保険」を発売すると発表しました。これまで認知症は介護保険などに特約として追加する形でカバーしていましたが、今回は認知症だけを保障する保険として打ち出します。
 「人生100年時代」の到来を見据え、市場拡大の目算が大きく、シニア層の関心も高い商品を提供します。
 新たに発売されるのは「かんたん告知『認知症保険』」。認知症と診断されると給付金が出るタイプで、12月18日の発売を予定しています。40歳から85歳までが加入でき、契約から2年が経過した後、認知症と診断された場合、加入期間に応じて200万円から1000万円の保険金が支払われます。
 東京都内で開かれた発表会で、第一生命保険の南部雅実常務は「健康不安があり今まで介護保険に入りにくかった高齢者のために開発した」と語りました。
 発表会では、アメリカのITベンチャーと共同開発した目の動きでアルツハイマー型認知症を早期発見できる新サービスも公開。認知症保険の加入者とその家族向けに提供される認知症予防のスマートフォンアプリに実装され、脳トレや食事管理も行えます。
 第一生命保険によると、2012年に462万人、2015年に525万人だった認知症患者は2025年には730万人に達し、65歳以上の高齢者の5人に1人が認知症になると予想され、市場拡大が見込まれます。他の大手生保に先駆けて存在感を強めたい狙いです。ターゲットのシニア層はすでに生命保険に加入している人が多く、新規取引は難しかったものの、身近な不安である認知症をピンポイントに保障する保険で提案の幅を広げます。
 認知症保険は、T&Dホールディングス傘下の太陽生命保険と朝日生命保険の中堅2社が先行して販売しています。

 2018年11月21日(水)

nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:健康

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。