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■海外製の心臓ペースメーカーに不具合 販売会社が患者を経過観察へ [健康ダイジェスト]

 東京都中野区にある医療機器製造販売会社が、海外から輸入して販売した心臓のペースメーカーなど約2万5000台の医療機器にセンサーの不具合があることがわかり、この会社は医療機関を通じて、使用している患者の経過観察を行うことになりました。
 経過観察の対象になるのは、東京都中野区の医療機器製造販売会社「ボストン・サイエンティフィックジャパン」が、アメリカから輸入して販売した心臓のペースメーカー「アコレード」と「アコレードMRI」の2万4639台と、心不全の症状を改善させるための医療機器「ヴァリチュード」の311台で、合わせて2万4950台です。
 東京都の28日の発表によりますと、これらの製品は2015年11月25日から今年11月27日まで、全国1254の医療機関などに出荷され、その多くが患者の体内に埋め込まれているということです。
 これらの製品では、センサーの一部に不具合があり、患者の脈の強さを誤って認識してしまうということで、そのまま使用すると患者が失神するなどの健康被害の可能性があるということです。
 東京都によりますと、10月には、この製品を使用している患者に心拍数の異常が確認されるケースもあったということです。
 ボストン・サイエンティフィックジャパンは、対象の機器を使用する患者を特定しているとしていて、医療機関に対して使用している患者の状況を経過観察するよう依頼するということです。
 同社は、「患者様を始め、関係者の皆様にご迷惑をおかけすることを心よりおわび申し上げます」とコメントしています。

 2018年11月28日(水)

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